山本文緒はかなり好きではまっていた。
毒のある、冷めた語り口が好き。
時々、的を射すぎていて、胃が痛くなるくらいだ。
「そうやって、いつも人を馬鹿にしているから、皆に嫌われるのよ!」
サユリさんの天より高いプライドは、足元のミミズ以下だと思っていた女に砕かれたのだ。それで彼女は錯乱するほど私を憎んだのだ。
どちらも、自分のことを見抜かれているようでぞっとした。
確かに私は人を馬鹿にしがちだ。優越感とは、劣等感と表裏一体だというのを読んだことがある。優越感の塊だった私が、劣等感の塊に転落したのは16〜17歳のときだ。
単に、今まで自分の生きてきた世界が狭すぎて、自分のレベルが全く分かっていなかっただけなのだが、それでもショックだった。阿呆にもほどがある。
天より高いプライド、か。足元のミミズ以下だと思っていた女に砕かれた私のプライド。錯乱なのか激しい嫉妬なのか、今となってはよく分からない。
そもそも、そのプライドに見合った力は全くなかった。それだけの努力もできていなかった。現実的に考えることが全くできていなかった。それなのに、できると思い込んでいた。現実逃避だ。妄想だ。
このおかしさは、やはり錯乱と言って差し支えないのだろうか。
この本のサユリという女性は、その感情を、憎しみの対象である私に直接ぶつけた。
私は、その攻撃的な気持ちが内へ内へと向かった。
そういうのが積もり積もって今の状態。
もはや私は壊れものなのだ。
言いたいことを言わないと、おかしくなってしまうよ。
そうやって忠告してくれた、職場の先輩。
もう、手遅れだと思います。
完治するのが難しくて、手術して一時治ったかのようにみえても、またすぐ、激しくストレスを溜めてしまって逆戻り。
この病気をしていることによって、私は歪んだ特権意識をもっているのだろう。
「他の人とは違う」という、間違った特権意識を。
それによって、正攻法では叶わない、人の注目を集めたいと思っているのかもしれない。
この考え方を改めない限り、改善は難しそうだ。
医学的な根拠なんてまるっきり何もないが、そう思う。
毒のある、冷めた語り口が好き。
時々、的を射すぎていて、胃が痛くなるくらいだ。
「そうやって、いつも人を馬鹿にしているから、皆に嫌われるのよ!」
サユリさんの天より高いプライドは、足元のミミズ以下だと思っていた女に砕かれたのだ。それで彼女は錯乱するほど私を憎んだのだ。
どちらも、自分のことを見抜かれているようでぞっとした。
確かに私は人を馬鹿にしがちだ。優越感とは、劣等感と表裏一体だというのを読んだことがある。優越感の塊だった私が、劣等感の塊に転落したのは16〜17歳のときだ。
単に、今まで自分の生きてきた世界が狭すぎて、自分のレベルが全く分かっていなかっただけなのだが、それでもショックだった。阿呆にもほどがある。
天より高いプライド、か。足元のミミズ以下だと思っていた女に砕かれた私のプライド。錯乱なのか激しい嫉妬なのか、今となってはよく分からない。
そもそも、そのプライドに見合った力は全くなかった。それだけの努力もできていなかった。現実的に考えることが全くできていなかった。それなのに、できると思い込んでいた。現実逃避だ。妄想だ。
このおかしさは、やはり錯乱と言って差し支えないのだろうか。
この本のサユリという女性は、その感情を、憎しみの対象である私に直接ぶつけた。
私は、その攻撃的な気持ちが内へ内へと向かった。
そういうのが積もり積もって今の状態。
もはや私は壊れものなのだ。
言いたいことを言わないと、おかしくなってしまうよ。
そうやって忠告してくれた、職場の先輩。
もう、手遅れだと思います。
完治するのが難しくて、手術して一時治ったかのようにみえても、またすぐ、激しくストレスを溜めてしまって逆戻り。
この病気をしていることによって、私は歪んだ特権意識をもっているのだろう。
「他の人とは違う」という、間違った特権意識を。
それによって、正攻法では叶わない、人の注目を集めたいと思っているのかもしれない。
この考え方を改めない限り、改善は難しそうだ。
医学的な根拠なんてまるっきり何もないが、そう思う。
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