行ってきました、ニューイヤーコンサート!!

 初の、本格的なクラシックコンサートだった。

 今までは、自分の学校の定期演奏会や、バイオリンの先生のソロコンサートなどは行ったことがあったが、プロ中のプロ、と呼ばれる人たちの演奏を聴きに行くのは、初。

 何てったって、ウィーンの交響楽団だもの。

 耳慣れた曲や、初めて聞く曲など色々だったが、一曲一曲が短めだし、聴きやすいものばかりでよかった。

 フルートとバイオリンをやっていたことがあるが、圧倒的に弦楽器のほうが好き。

 単に、高校・大学は管弦楽部がなかったから、吹奏楽部でフルートを選んだのである。

 弦の繊細な音色が、心を震わす。

 改めて、弦はいいと感じた。

 ピッチカートが、あんなに綺麗だなんて、びっくりした。

 まろやかな音。

 私の知っている、素っ気ない、ただ弦をはじいただけの音とは、まるで違った。


 ドイツ語も、またしっかりやりたくなった。

 出会いは、中学一年生のとき、学校全体でベートーベンの第九を演奏することになったときのこと。

 私たち管弦楽部と、助っ人の奏者たちを除く先生と生徒は、ドイツ語で第九の歌詞を歌ったのだ。

 音楽の時間は、全てその練習に費やされ、放課後もまた練習、の日々。

 ちなみに、このときのコンサートマスターは、何と私。

 この企画の言い出しっぺであり、指揮者でもある、当時の校長(御歳60)に気に入られたからだろう。
 勿論、人一倍頑張っていたからでもあるけど。

 昔から、かなり年上の人に可愛がられる傾向にある気がする。

 若手の先生には、気に入られた試しがない。
 
 そのときの思い出とともに、ドイツ語の歌詞が頭から離れない。

 
 今日、オペラがドイツ語の歌詞だったので、
 「ああ、この意味が理解できたら!!」
 と強く思った。
 

 貴重な経験をすることが出来た。
 T氏に感謝。

 と言いつつも。
 また電話かかってくるかも、お店で会うかも、お礼言わなきゃ、まだ付き合いが続いて、私の心労は続くのか、と演奏の最中にもいろいろ考えてちょっとブルー入った。

 お礼メールは、ちゃんとしておきましたけどね。

 距離の取り方は難しい・・・。


 「いい子」を演じ続けて、大分疲れております。
 

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