バイト

2003年11月15日
 頬と口元の筋肉が痙攣している。嫌なお客さんの接客をした後は、愛想笑いでどっと疲れるのだけれど、そのあとはテンションがいい具合に上がるので、いい面もある。
 
 普段私は、あまり笑わない。昔から、
 「無表情」
 だの、
 「日本人形」
 「こけし」
 などど言われてきた。

 そういう私が、愛想命!な接客のバイトをしているのにはわけがある。

 このままだと、社会に出たときにまずいと思って、私の性格上、一番向いていないものをやろうと思った。職業適性検査で、一番向いていないのは、営業・販売促進だった。

 就職の面接でも、この動機は使えるかな、なんて考えも、かなりあったけど。

 やらなければならない環境に身を置かないと、苦手なことなんて、絶対にやらないし。

 事務所も、元気が基本!なところに入った。今から思えば、よく雇ってもらえたものだ。
 
 変わりたかった。せめて、売り場に出ているときだけでも。

 去年までこのバイトをしていた人が言っていた、忘れられない言葉がある。

「私は、このバイトのカリスマでありたい」

 大げさじゃなくて、この人は本当にすごかった。今は就職して、営業の仕事をバリバリやっている。この前見たけど、相変わらずめちゃくちゃ元気で、男前だった(注:女性です)!!

 そこまではいかないにしても、そのプライドは見習いたいと思う。

 七夕の日に、私はトップ賞をもらった。そのときは、、喜びよりも、本当に驚きが先に立って、
 「本当に、私でいいの?」
と、自問自答したし、事務所の人にも聞き直した気がする。

 今のお店じゃなきゃ、有り得ない話だったと思う。お店様々だよ。

 最近は、この感謝の気持ちを忘れていたような気がする。
 明日からまた頑張ろう!!!
 

 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索